<棄権とリタイア>
本日の時点の気象予報では、
レース当日は北東風が吹く予報になっています。
気象庁予報で風速12m/sを開催判断の基準としますが
警備艇を務めて頂く遊漁船(地元漁協所属)と
IRBライフガードの意見を聞き、
対応許容範囲であればレースは開催する方針でおります。
そのコンディションは、
時には
沖でのパドリングに慣れていない人には厳しめな海況であることもあります。
沖を漕いだ経験が少ない、
風が強い状況で漕いだ経験が少ない、
自信がなく不安、
という選手にお願いです。
不安であるようでしたら
ご自分で棄権するご判断を下すことも検討して頂けますでしょうか。
当日、会場やレースコースの海の状況を見たうえで、
レース直前のご判断で構いません。
もし棄権のご判断をされた方は、
スタート直前のレースブリーフィングまでに井藤にご申告ください。
棄権なさった場合、
一年以内の次回のレース参加の際のエントリー費を免除いたします。
スタートはしたものの、
海況に対応が難しい場合は
ご自身でリタイアのご判断を下す可能性もあるかと思います。
近くにライフガードがいる場合は、
リタイアの意思表示をして下さい。
片手を頭上に垂直にあげるハンドサインをリタイアの意思表示とします。
レースコースは、
スタートするとゴールまでの間に上陸しやすい砂浜は、
白浜大浜、河津浜、今井浜の3か所です。
近くにライフガードがいなくて、
スタート地点まで戻ってみようとしても
たどり着けないと判断した場合は、
そのいずれかに上陸してください。
各自地図で位置を把握しておいてください。
白浜、河津浜、今井浜以外の
港などに上陸した場合は、
レース中に携行していただくGPSデバイスで
位置情報を確認してそちらまで迎えに行きます。
スマートフォンで連絡が取れるようになったら井藤にご連絡ください。
PCメールでお知らせした井藤の連絡先をスマートフォンに登録していてください。
ライフガードから見てレース続行が困難であると判断した場合は、
選手ご本人がレース継続を希望されたとしても
安全を優先してピックアップすることがあることをあらかじめご承知おきください。
いずれのピックアップの場合も
選手の安全を優先させて頂き、
クラフトの確保と搬送を後回しにする、
またはクラフトのピックアップはしないこともあります。
悪しからずご承知おきください。
なおリタイアもしくはピックアップの選手は、
著しい体調不良がない限り、
レース終了するまで警備の母船である遊漁船に乗船していただき
帰還は稲取港になることをご了承ください。
レース中、
井藤と警備統括者が
GPSデバイスでみなさんの位置情報を常に確認しています。
管理画面上で動きがおかしい選手を確認したら
IRBライフガードにその位置を共有して
様子を確認しに向かわせます。
ご自分の艇やボードの滑走具体が芳しくないと自覚する方は、
IRBが近づいた際に問題なく競技続行ができると判断なさる場合は、
パドルボード選手は片手の手のひらを頭に乗せて
片腕で丸を作るOKサインを送るか
大丈夫なことを口頭やゼスチャーでライフガードに示してください。
サーフスキーとOC1の選手は、
パドルから手を離すのはリスクがありますので、
ライフガードの呼びかけに対して大きく頷く
または口頭で大丈夫なことを伝えてください。
それらの合図を確認したら
ライフガードはその選手が競技続行の意思があると判断します。
その後、
様子を拝見して続行可能と見受けられたら
IRBライフガードはその場を離れて全体警備に戻ります。
芳しくないと判断したときは
ピックアップするかも知れない事をご理解ください。
定置網の沖を漕行すること
画像の中の赤枠が定置網です。
河津川河口の南側の沖と
河津浜と今井浜の間です。
岸よりに近づき過ぎて漕ぎ進むと
この定置網に遭遇します。
定置網の水面付近は
鋼製ワイヤーでブイを繋いであります。
定置網の範囲内に進入しようとすると、
この鋼製ワイヤーで
スキーのラダーやボードのフィンを破損する危険があります。
定置網を目視したら、
定置網を陸側に見て沖を進むコースを取ってください。
万が一、
定置網の範囲内に漕ぎ進まざるを得なくて、
かつラダーかフィンを破損して艇やボードのコントロールが利かなくなったら、
速やかに上陸の判断をしてください。
河津浜海岸もしくは今井浜海岸を目指して回避行動を取ってください。
GPSの位置情報の軌跡の異常が見られたら、
IRBのライフガードを向かわせます。
到着まで自力で上陸行動を取り続けてください。
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