岸から離れるときは必ず着用
サーフスキーを、
岸から400m以上離れて、かつ長い時間漕ぐときは必ずライフジャケットを着用しましょう。
特にライフセーバー。
ライフセービングスポーツのレースの公式コースが、波打ち際から約320mあたりが一番沖の回航ブイです。
そこから少し沖くらいであれば、
すぐに波打ち際に戻れる練習を積んでいるだろうし、
練習メニューとしても沖にいるのは短時間で、すぐに波打ち際に向かって漕ぐでしょうから、
そういうときは着用していなくても大丈夫な人もいるでしょう。
ただ、初級者を次のレベルに引き上げたくて沖のほうに連れ出すならば
ライフジャケットを着させてあげましょう。
風向きが急変して沖に流されないとも限りません。
ラダー不具合いなど器材トラブルがあるかも知れません。
スキーが流れていってしまい自分単独で沖に取り残されるかも知れません。
そういうときに備えて、
自分ひとりで浮き身を取っていられるように、ライフジャケットは必須です。
一着は持っておくべし
先日、30年来の友人の北見くんと鋸南町の海でロングパドルしました。
彼は自宅を海の目の前、徒歩1秒!
みたいな立地に新居を建てました。
そして毎週末、20数年振りにサーフスキーを漕ぎ始めています。
かつてはライフセービングスポーツの全日本選手権のサーフスキーレースで決勝に進出していた人ですが、
いまはまだかつてのキレにはほど遠いと言っていました。
なので、僕が使わなくなったモンベルのライフジャケットを進呈しました(写真左)
彼もパドリング力が戻ってきたら沖にどんどん漕ぎ進むでしょう。
いまのうちにライフジャケットの重要性を話しておけてひと安心です。
彼が活躍していた20数年前は
まだライフセーバーの間でライフジャケット着用は話題にも上っていませんでしたから。
昔は僕を含め、みんな無防備でした。
当時の自分たちのこと、大いに反省しています。
ライフセーバーのサーフスキーパドラーのみなさん、
このような固形式のライフジャケットを1着持っておくといいですよ。
海外ではそれが主流です。
国内で買うには
海外ではオーシャンパドリングがとても盛んです。
ということは当然ギアが発達します。
サーフスキーのパドリングにおいて邪魔な感触が少なくて
かつ浮力や収納性が高いライフジャケットが存在します。
世界的な評判を得ているのは「Vaikobi」ブランドです。
須田選手が着用しているものがVaikobiのライフジャケット。
こう見てもカサ張った感じもなくスマートな印象ですね。
Vaikobiのライフジャケットは Amanico Ocean Sports と A's Surfski で購入できます。
下のバナーからHPに訪問してみてください。
僕が2015年から愛用しているMOCKEのライフジャケット。
サーフスキー大国の南アフリカで高い評価を得ているブランドです。
使って6年目になりますが、ヘタリもなく丈夫です。
浮力も収納力もとても高いのに、パドリングの邪魔にならない僕のお気に入りです。
これが日本でも手軽に買えるようになりました。
GLIDE GEAR で取り扱いしています。
下のバナーからオンラインショップに訪問してみてください。
この冬にトレーニングにLSDを取り入れようとお考えのサーフスキーパドラーは、
岸から遠く離れる可能性もありますし、長時間練習でアクシデントに遭う可能性も否定できません。
これを読んだからには、ぜひライフジャケットの購入を検討してみてください!