AIに仕事を取られるという話
今朝、AIについての記事を読みました。
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数年前から、
AIが進化したら今ある職業の大半がAIに取って代わられるという話がありますよね。
アメリカではすでに始まっている、ということが記事に書いてありました。
思っていたより早いな、というのが僕の感想です。
コロナ禍に入る前に僕は考えました。
ウチの会社の柱の不動産業の中ではAIに取って代わられる業務はなんだろうかな、と。
業界はクローズな体質で情報を囲い込む傾向があります。
その情報公開が進むことが前提にあるなら、
ほとんどの分野はAIに置き換えられるだろうと思ったものです。
情報公開にどれだけ業界団体や関係者が抵抗するかで、
「その時」の訪れが遅くなる・早まるスピードが決まるでしょうが、
2025年あたりには影響ははっきりでるでしょう。
そんな環境にあって
さて僕はどう業界で生き残っていこうかと考えました。
出した答えは、
仲介業を辞めることと、建築系の勉強をし直して資格を取ること。
前者は、不動産を売る人にも買う人にもフラットに接する立場になりたいから。
両手仲介であっても
よい塩梅で取引を仕切ることができる不動産営業パーソンもいます。
とはいえ
仲介業者の立場だと、究極的にはどちらか寄りになってしまいます。
ならば僕は分かりやすくどちらか一方のエージェントになりたいと思いました。
仲介業者の看板を上げていると
売主にも買主にも何某かの利害関係を連想されがちでしょう。
ということで
いくつかの都合が重なっていたのもあって仲介業を辞めました。
後者は、空き家問題がもっと顕在化してくるはずなので
土地や建物の診断ができるようになっておくべきだと判断したから。
中古建物はすべてが一点者です。
同じものは一つとしてないわけですね。
高性能なロボットの登場までは建物インスペクターの需要は欠かないはずです。
そこを狙っていきます。
いまある2級建築士の資格に建物インスペクター資格をプラスして。
牛歩ですがそこに向かって進んでいます。
この二つの要素を持っていたら
AIと共存してエージェントとして必要にさせるだろうという読みです。
いまから5年後の2028年にこの僕の読みが当たっているかどうか。
パドリングはどうだ?
いまでは主従逆転してウチの会社の主な仕事になっているパドリング分野はどうでしょうか。
これもコロナ禍前から
興味を持って調べたり関わったりしたメタバースの影響があるだろうと思って
果たしてどうなるだろうと考えています。
仮想現実でパドリングについて迫真迫る再現ができたにしても、
風や波や諸々の自然から受け取るフィジカルな体験には完全に置き換えられない、
そう思っています、いまは。
むしろ逆に、
価値が高まるんじゃないかとすら思っています。
安全対策を講じても、
実際の海でのパドリングでは命の危険はゼロにできません。
そこに価値が生まれるんじゃないかな、と。
メタバースでの体験では味わえない
あの海の上で味わう「生きている実感」に。
僕の発想が貧困なのもあって
この「生きている実感」については
メタバースで置き換えられないんじゃないかと思うからですが。
なのでパドリングを普及していくことはこれまでと変わらずに力を入れていきます。
建築不動産エージェントもパドリングも
人とがっちり接して、現場に立っている仕事なので、
健康に注意していこうと思います。
もうすぐ53歳になるし、どんどん無理は利かなくなってます。
たまの大食いはやめられないですが、暴飲暴食はしないようにします ^_^