多摩川は氾濫するの?
今日は防災の日。移動中の車のラジオでも防災関連のテーマが多かったです。そこで多摩川のハザードマップを改めて調べてみました。
川崎市のハザードマップから、僕の自宅あたりの浸水想定について、これまでの認識では床上浸水が上限くらい、でした。
近年の他県での川の氾濫災害を見ていて、本当にその程度で済むのか気になっていました。
稲田堤側と調布側に隣接する多摩川には二ヶ領上河原堰があります。これは小さなダムみたいなものです。
ここ20年近く僕が見てきた増水具合を超えた増水になったら、護岸が決壊する前に、まずこの堰が決壊するような気がします。そうすると稲田堤近辺の水位は多少下がると思います。(下流の水位は一気に上がってしまうでしょうが。。。)
だから床上浸水程度で済むという予想なのかな、と漠然と考えていました。
しかしさっき検索してみたら、京浜河川事務所(国土交通省)のハザードマップは、想定最大規模として僕の自宅近辺を3~5mの浸水と予測しています。
想定3mというのは、軽く自宅天井以上の高さです。ウチはマンションの1階ですので完全に水没です。
上の画像の通り、この浸水状態の継続時間の予想も見れました。ウチの近辺は12時間、浸水しているようです。
僕は「川のそばに住むのは良いですよ」と紹介していますが、こういうデータを見ると全ての方にお勧めできるものではありませんね(苦笑)
自然の魅力と脅威を理解して受け入れて暮らす
僕はこどもの頃、横浜市港北区の綱島の実家で鶴見川の氾濫に遭ったことがあります。その時はぎりぎり床下浸水でした。
ですので一緒に暮らす母も川の氾濫はいつも気にしています。僕はサーフスキーやパドルボードを日々漕いだり、土手をジョギングしたり散歩したりして多摩川を常に気にかけて生活していますので、多摩川の変化の兆候に敏感なほうです。ですので変化を感じたら避難すべきときは躊躇せず避難するつもりです。それは母や近所の方々への注意喚起も含みます。
この京浜河川事務所の予想をみた今も、浸水のリスクを気にするよりも、多摩川の自然の恵みを優先していこうと改めて思っています。
このブログを読んでいる方のなかには海辺に暮らす方々もおられるでしょう。津波が来る可能性を承知したうえで海辺にお住まいであるはずです。海辺に住む恩恵についてよくご存じで、津波への対策も講じられていることでしょう。
海の近くでも川の近くでも、もしもの際、どのように行動するかをしっかり決めておくことが何より先決です。これを読まれた方も、ぜひご自分の自宅や職場での防災について今日という日に顧みては如何でしょうか。
※2020年1月 加筆※
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